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なぜ、断捨離で心が軽くなる?by やましたひでこ

Nao Yoshioka 『Spend My Life』 を今朝も流しとる・おやじで・あります^^

 

終電…

ギッリギリ、石動駅で目が覚め降り、正月から金沢まで行かんでほっとしとる・おやじで・あります(笑)

はい、昨夜は…

なかやさまとご一緒させて頂きました…

 

朝一…6:30(笑)

ゆめのゆ…

10:00(笑)

イオン高岡…

なかやさま…帽子を買われました^^

とってもお似合いであります!

 

そんな・こんなで…

なかやさま…

中国へ本日、帰られます!

 

さて…

今年も…

「断捨離」モードで参ります!

 

 

「断捨離」、すでに知っている人、ちょっと耳にしたことがある人は「断捨離=片づけ術」という認識が、ほとんどかもしれせん。また断捨離とは、ただひたすらモノを捨てていくこと、と思っているかもしれません。どちらも間違いではないのだけれど、それは「断捨離」のごく一部に過ぎません。「断捨離」は、もっと奥が深い――

モノを片づけるだけでなく、頭や心の中も整理できてしまうもの

「断捨離」とは、モノと向き合い、モノを絞り込み、モノを手放していくこと。そして、自分を知り、心の混乱混沌をも取り除き、人生をよりよい方向に導いていくための「行動技術」なのです。

家の中に溜め込んだゴミを一気に捨てる。数ヶ月分の新聞紙をまとめて古紙回収に出す。溜まっていた空き缶を資源ゴミにする――そして、スッキリした気持ちになる。仕事場の堆積した長年の資料などを、大掃除で一気に整理して、とても清々しい気持ち、新しい気持ちで新年を迎える準備をする。そう、モノの始末をつける「片づけ」という行為は、とても気持ち良い作業であることは、誰もが経験しているはず。

でも、なぜ片づけると気持ちが良くなるのでしょうか?

家の中がきれいで快適な空間になるから、要らないものがなくなり、好きなモノに囲まれるから…など、理由はいろいろあるけれど、1番大きな理由を挙げるとするならば、それは「家の中と心の中が連動しているから」です。

東洋医学には「部分即全体」という概念があります。これは「部分は、すなわち全体であり、全体は、すなわち部分である」という意味。これに沿って考えると、心の中(全体)という見えないところが、必ず見える部分(住まい)に現れる。つまり、家の中が散らかっているのは、心の中が散らかっているのと同じ。机の上にモノが溢れているのは、頭の中・思考も整理されていないのと同じ。逆に言えば、だからこそ家の中、机の上を片づけることによって、心や頭の中も整理することができるのです

断捨離の目的は「片づけ」ではありません。

モノを絞り込み、片をつけていく行為を通して、自分自身をよく知っていくこと――です。そして、自分の心をスッキリとさせ、最終的には、暮らしを、人生をごきげんに導いていくことです。

心がスッキリするというよりも、「軽くなる」という言い方の方が適切かもしれません。実際、「断捨離を実践したら心が軽くなりました!」という感想が圧倒的なので。要らないモノであるにもかかわらず、「手放せない、捨てられない」という人は多いのでは?

普段まったく使っていないけれど、人からもらったものだから捨てられない――。高価なブランド品なので、必要なわけではないけれど、もったいなくて捨てられない――。なぜ、それらを手元に残しておくのか?それは、自分ではなく「モノ」を中心に考えているから。

「モノ」に支配された生活をしていませんか?

たとえどんなに高価であっても、自分が好きでもないモノに囲まれているということは、自分が好きでもないモノに支配されているのと同じです。好きなモノなら心地いいかもしれないけれど、好きでもないモノであれば、知らず知らずのうちに、私たちの心にストレスを与えてしまっているものです。この好きでもないモノたちを捨てたら、きっと心が軽くなるはず。

モノを軸にした考え方ではなく、「自分自身」に軸を据えた考え方にシフトしていくことで、より快適な人生を歩むことができます。それを強力なパワーでお手伝いをするのが「断捨離」なのです。

「足し算」から「引き算」の思考へ

現在は、モノだけでなく情報も溢れている時代です。私たち人間は、どうしても自分自身に「足りないもの」に焦点を合わせ、足りないことを受け入れず、ひたすら足し続けることで問題を解決しようと試みてきました。それが「足し算」によって成り立った現代社会――。

けれど、この事は、溢れんばかりのモノと情報に埋もれるという「自らを失う環境」を、自分で自分に与え続けているように思えてなりません。このような社会で、私たちは以前よりも、かえって「ゆとり」とは無縁になってきたようです。時間も、空間も、そしてエネルギーに関してもそう。

ならば、自分自身を取り戻すためには、真逆のこと「引き算」をすればいい。これは、ヨガの「断行」「捨行」「離業」という行法哲学からヒントを得ました。欲望を断ち、執着を捨て、あらゆることを手離して、自在に生きるということ。モノに落としこむならば、不要なモノを断ち、不適なモノを捨て、不快なモノから離れて自在となる――これが「断捨離」の発想です。

このような引き算を、繰り返し実践することで、本当に大事なモノや情報を、改めて発見・発掘していく。つまり「断捨離」とは、ヨガの行法哲学を応用した「より快適に生きるための方法」とも言う事ができます。

そして、「断捨離」とは、あくまでも行動であり、どこまでも実践です。モノと向き合って、自分を取り戻すトレーニングです。そして、何を受け入れ、何を断わり、何を残し、何を捨てるか――それを考え、感じるのは他でもないあなた自身です。大事なものと、そうでないモノは人によって違います。私たちを縛っているモノも、また人それぞれですから。

断捨離がただの「片づけ術」ではない理由…

ただ、間違いなく言えることは、これまで私がお手伝いさせていただき、断捨離を実践してくださったたくさんの方が、家の中が片づいただけでなく、実に様々な人生の「よりよい変化」を遂げてきた事実があるということです。

鬱的な気分の改善、不安の低減や自身の取り戻し。親の期待に知らず知らずのうちに縛られていた自分の解放。親子関係、夫婦関係の改善。そして、転職や結婚、あるいは離婚など、自分の人生をより自律的に回復させていった人たち――。こういった方々が、「断捨離」がただの片付け術ではないことを証明してくれています。

日常になんとなく、停滞や閉塞感を感じている人こそ、ぜひ「断捨離」を実践していただければと。このコラムでは、そんな「毎日をごきげんに生きる知恵」をあなたに提供していければと思っています。また、断捨離についての最新のメッセージや、もっと詳細な内容は、毎日配信している無料のメールマガジンでお伝えしておりますので、よろしければそちらもご参照ください。

それでは、今後とも当コラム「断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵」をよろしくお願いいたします。

やましたひでこ

やましたひでこ「断捨離」提唱者 クラター・コンサルタント

東京都出身、石川県在住。早稲田大学卒業。学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み応用提唱。年齢・性別・職業を問わず誰もが実践可能な自己探求メソッドを構築。全国各地でセミナー・講演をする他、新聞、雑誌、TV、ラジオ等多様なメディアを通して精力的な活動を展開している。ベストセラー『断捨離』『俯瞰力』『自在力』(ともにマガジンハウス)をはじめとする多数の断捨離関連書籍は250万部を超える。

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